
2005.04.02 Saturday
桜転じて蕎麦となる



本来なら花見の予定だったのだが、開花が遅れそうということでやめ。代わりに何かやらないのぉ?というリクエストにお応えして蕎麦会を決行。
外堀の桜のつぼみをチェックしながら店に向かう。まだぎゅっと硬い感じ。やっぱやめて正解だったね。
店に着くなり、やっぱ蕎麦湯割でしょってことで焼酎をボトルで注文。
おつまみは、ゆば刺・生のり・桜刺・穴子白焼&煮付・蚕豆&こごみ&ふきのとうの天ぷら。どれもなかなかの出来で、うまいつまみと楽しい会話に焼酎がさくっと3本空く。最後の1本は銘柄を変えてお願いし、とどめのそばがきを6つ、ためらいがちに注文すると、お店の小姐もさすがに苦笑しながら厨房に伝えるしかなかったご様子・・・2〜3個でもきつい注文を、すみませんです。
(とここで、飲み食いに夢中でまた写真を撮っていなかったことに気がつく。あ・そーだ!ってことでHPやブログをお持ちのみなさまと急遽撮影会(^^; 何とか撮れたのは、煮穴子の最後の一切れ・そばがき・十割そばのみ。いつものことだが、どーもうまそな食べ物目の前にすると食べることが優先になってしまふ・・・)
そばがきを硬くなくゆるくなく、ねっとりもっちりと上手に作って出してくれる店は本当に少ない。こちらのそばがきは、とろみの強い蕎麦湯に浸して供されるのだが、いい具合に練り上がっていた。わさびを乗せて、一緒に出された醤油(出汁醤油?)をちょぃとつけていただけば、蕎麦の香りが喉から鼻に抜けるように広がる。ボリュームもたっぷりあるのだが、ぺろっと平らげてしまった。
つまみ食べ食べ思ったのだが、この店は醤油、塩、山椒といったアイテムまで気にして使っているようで、その細かい気配りがさらにつまみを嬉しくする。
結構おなかいっぱいになったね、ということで十割を6枚だけ頼んだのだが、うまいものはいくらでも入るのね、4枚追加(笑)
2枚目はちょっと趣向を変え、七味と辛味大根でいただいてみた。これにはそばがきの時にいただいた醤油がとても合う。きりっと締まった感じでまた入ってしまう。おなかいっぱいなのに〜。
ごちそうさまでした。ああ、満足。
◆お店データ
蕎楽亭:03-3269-3233 外堀通りの市ヶ谷と飯田橋の中間(市ヶ谷寄り)にある、牛込中央通りを中程まで上がった左手側
http://www.kyourakutei.com
